概要
対龍山荘(たいりゅうさんそう)は南禅寺界隈の別荘群のひとつです。近在する無鄰菴や何有荘と同様、南禅寺塔頭跡に建築された数寄屋造りの建屋と琵琶湖疎水をひいた池泉庭園から成っています。
薩摩藩の藩士伊集院兼常は建築、造園に精通していて、維新後は数多くの建屋、庭園の造営して成功し蓄財していましたが、1896年(明治29年)にこの地に別邸を作りました。1901年(明治34年)、別荘は呉服商市田弥一郎の所有となり、数寄屋作りの建物は東京の大工島田藤吉(島藤)が、池泉庭園は7代目小川治兵衛(植治)により新たに造成されました。
2010年よりニトリ・ホールディングの所有となり長く非公開でしたが、2024年より一般公開されるようになりました。
對龍山荘 庭園図


