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バラ、特にオールドローズが好きで名前の由来や育種の経緯などを調べています。
宿根草や葉色が美しい草花や灌木などをアレンジしたバラ咲く庭を愛でるのも長年の夢です。

デュセス・ド・ベリー(Duchesse de Berry)- alba/damask

DuchessedeBerry

Photo/Rudolf [CC BY SA-3.0 via RoseBiblio]

デュセス・ド・ベリー(Duchesse de Berry)- alba/damask

どんなバラ?

9cmから11cm径の大輪、浅いカップ型、ロゼッタ咲きとなります。
花色はヴィヴィット・ピンクまたは少し濁って深い色合いのピンクとなります。花芯は濃色に、縁は淡く色抜けする優雅な色合いとなることもあります。
強い香り。
卵形のつや消し葉。剛毛のような繊毛が生じますが、トゲはほとんど見られません。卵形のつや消し葉。120cmから180cm高さのシュラブとなります。

育種者、育種年など

ジャン₌ピエール・ヴィベール(Jean-Pierre Vibert)によるバラ・カタログ『Observations sur la Nomenclature et le Classement des Roses(バラの命名法と分類に関する考察)』には1820年育種として記載されています。
交配親は不明ですが、秋に返り咲きすることがあることから、交配にはチャイナ・ローズが関わっていたと見なされています。多くの研究家は、花色を重んじ、アルバへクラス分けしていますが、ダマスクとするべきと主張する研究者もいます。(R. Phillips & M. Rix, ” The Best Rose “)

デュセス・ド・ベリー~品種名の由来

“Duchesse de Berry” [Public Domain via Wikimedia Commons]

ベリー公爵夫人(Marie Caroline Ferdinande Louise de Bourbon, La Duchesse de Berry:1798-1870)は、両シチリア王国の王女です。
 1816年にブルボン家の王族シャルル・フェルディナン・ダルトワ(Charles Ferdinand d’Artoi: 1778-1820)と結婚しベリー公爵夫人となりました。
フランスはナポレオンの失脚後、王政、共和制と目まぐるしく政情が変化していました。こうした混乱時に息子のフランス王位継承をもくろんで隠密に行動したことで知られています。バラの画家として名高いピエール=ジョゼフ・ルドゥーテの弟子のひとりでもありました。

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