Photo/Rudolf [CC BY SA-4.0 via RoseBiblio]
ロトルー(Rotrou)- moss
どんなバラ?
7cmから9cm径、26弁から40弁ほどの、乱れ気味なカップ型・ロゼッタ咲き、あるいは丸弁咲きとなります。
ライラック気味のライト・ピンクをベースに深いピンク色の班模様が生じたり、また、外弁は淡く色抜けするのなど変化の大きい花色です。軽く香ります。
卵型のつや消し葉。モス(苔)が密生する枝ぶり、株丈などにははっきりした記載が見いだせませんでした。おそらく中型のシュラブだと思われます。
春一季咲きのケンティフォリア系のモスローズです。
育種者、育種年など
1848, 1849, 1850年にわたって刊行された園芸誌『ランストルクチュール=ジャルディニール(L’Instructeur-Jardinier:”庭師教本”)』の1849年版に、
アンジェの園芸家、ヴィベール氏新作のバラとして紹介されています。
フランスの詩人、劇作家であったジャン・ロトルー(Jean Rotrou :1609 – 1650)にちなんで命名されたと思われます。ロトルーは現代での評価は高くないですが、コルネイユ、ラシーヌ、モリエールら偉大な劇作家と同時代に活躍しました。


