Photo/Krzysztof Ziarnek, Kenraiz [CC BY SA-4.0 via Wikimedia Commons]
ゾエ(Zoé)- moss
どんなバラ?
モスローズに特徴的な”苔”が密生するつぼみは、開花すると9cmから11cm径、40弁にたっする多弁、乱れがちなカップ型または平たいロゼッタ咲きとなります。
花色はミディアム・ピンク。中程度の香り。
つや消し葉。トゲが密生する枝ぶり120cm高さほどの立性のシュラブとなります。
春の開花後、秋に返り咲くことがあります。
育種者、育種年など
ジャン₌ピエール・ヴィベール(Jean-Pierre Vibert)によるバラ・カタログ『Observations sur la Nomenclature et le Classement des Roses(バラの命名法と分類に関する考察)』の1830年版にリストアップされています。
そのことから、ヴィベールが育種したとする書籍などもありますが、実際にはヴィベールは入手した品種を販売しているだけだったと思われます。
バラ研究家のエドワード・A・バンヤード(Edward A. Bunyard)が1936年に刊行した著書『オールドガーデンローズ(Old Garden Rose)』の記事が具体的で信頼がおけると思います。
ゾエ。(育種者)はフォレスト(François-Simon Forest:フランス、パリのアマチュア育種家)、1829年。
返り咲き種。中型、非常に花弁が多く、淡い色合いのバラ。萼片は苔状で、葉状、翼状。葉は先端のみ鋸歯状。枝は旺盛で、多数の長い棘がある。托葉は腺毛状。木部は茶色の苔で覆われている。ルーアンの愛好家、M. H. バルベの娘にちなんで名付けられた。


