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バラ、特にオールドローズ、ランブラーが好きです。
品種名の由来や込められた思い、あるいは背景となった物語、
また、育種者が生きた時代などへの想像をふくらませる作業などを続けています。
バラと宿根草や、葉色が美しいリーフプランツや灌木などを配置したコテージガーデンの作庭も夢見ています。

セルシアナ(Celsiana)

セルシアーナ(Celsiana)

どんなバラ?

7cmから9cm径、セミ・ダブル、平咲きの花が房咲きとなります。
開花直後のライト・ピンクであった花色は次第に色褪せ、白に近くなります。
春一季咲きですが、開花の期間が長く、長い期間楽しみを与えてくれます。
鮮烈なダマスクの香りがします。(強香)
楕円形で、葉先がピンと尖った形よいつや消し葉、細いけれど固めの枝ぶり、120cmから180cm高さのシュラブとなります。

多花性で開花期間が長いこと、さらに花色の変化を楽しむことができるため、古くから多くの人に愛されてきました。

品種名の由来など

非常に古い時代、1750年以前にオランダで育種されたとみられていますが、フランスのセル兄弟社が、園芸研究家であったジャックーマルタン・セル(Jacques-Martin Cels)にちなんでセルのバラ(Celsiana)と命名して市場へ提供したことから、この品種名が一般的となりました。


とりわけ多花性で知られていることから、アボンダンテ(Abondante;”数多い”)と呼ばれることも。また、ベル・クロネ(Belle Couronnée;”王冠の美女”)と呼ばれることもあるようです。
耐寒性、耐病性ともにすぐれ、多くのバラ愛好家にダマスクの美点をすべて備えたすぐれた品種と評されています。その評価に違わない、美しいバラです。

ルドウテが残したボタニカル・アート

”バラの画家”と呼ばれるルドウテ(Pierre-Joseph Redouté)がこの品種の水彩画を残しています。花色の違いは、開花当初の濃いめから熟成したときの薄目の花色への移ろいを表現しているものと思われます。

’Rosa Damascena Celsiana’ watercolor/Pierre-Joseph Redouté [CC BY SA-3.0 via Wikimedia Commons]

別のクラスの”そっくりさん”

開花時には、アルバに品種分けされているアメリア(Amelia)とよく似ているため混同されることもあるので注意が必要です。

アメリア(Amelia)
アメリア(Amelia)

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