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バラ、特にオールドローズ、ランブラーが好きです。
バラの体系的な整理を行いながら、品種名の由来や込められた思い、あるいは背景となった物語、また、育種者が生きた時代の背景などへの想像をふくらませる作業などを積み重ねています。
バラと宿根草や、葉色が美しいリーフプランツや灌木などを配置したバラ咲くコテージガーデンの作庭も長年の夢です。
毎年、晩秋には、来る春の植栽をどうするか、新しいバラや宿根草を迎えたり、アレンジを見直すなど心弾む毎日です。

ここでまとめた記事が少しでも園芸愛好家のお役に立つことがあれば、管理者の一番の喜びです。

スプレンデンス(Splendens)- gallica

スプレンデンス・ガリカ(Splendens gallica)

スプレンデンス‐ガリカ(Splendens-gallica)

どんなバラ?

7㎝から9㎝径、シングル、平咲き、花芯のシベのイエローと深いピンク(西洋サクランボ色)の花弁との対比がみごとです。
軽い香り(中香)。
楕円形の、明るい色調のつや消し葉。細いけれど固めの枝ぶり、剛毛のような小さなトゲが目に付く枝ぶり、120㎝から180㎝高さのシュラブとなります。

品種名の由来など

一説には1583年には知られていたというほど古い品種ですが、詳細はわかっていません。
原種ロサ・フランコフルタナ(R. francofurtana)/フランクフルト(Frankfurt)との類似がよく言われています。実際には市場ではしばしば混同されているようですが、ガリカとフランコフタナとの自然交配(?)により生じた品種であろうというのが現在の一般的な理解です。
小葉の縁のノコ目が強くでるフランコフルタナ/フランクフルトに対して、スプレンデンスの小葉は縁が比較的スムーズとなることから、おそらく違う品種だろうというのが現在の一般的な解釈となっています。
たいへん紛らわしいのですが、’Frankfurt’に酷似した品種名の古い品種’Frankfort Rose’があります。こちらは、Frankfurtの交配種ですが、花色は明るいピンクです。

‘splendens’とはラテン語で「輝いている」といった意味です。当時、人気のあった品種名に重複して利用されることがあるのでこれにも注意が必要です。
‘Splendens (Ayrshire, unknown, before 1837) ‘はライト・ピンク、原種系エアーシャー・ローズの別品種です。強いミルラ香が、イングリッシュ・ローズに引き継がれていることはよく知られています。

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