Photo/Kritzolina [CC BY SA-4.0 via Wikimedia Commons]
アルバ・スアヴェオレンス(alba suaveolens)- alba
どんなバラ?
3cmから7㎝径、大きな苞葉に包まれていたつぼみは、開花すると平咲き気味のセミダブルまたはダブル咲きとなります。数輪ほどの”連れ咲き”となることが多く、すがすがしい印象を受けます。
花色は澄んだホワイト。品種名スアヴェオレンスは”よい香り”という意味のラテン語ですが、香りはそれほど強くありません。(中香)
卵型のかたち良いつや消し葉。少ないけれどフック気味の大きなトゲ、200cmからときに500cm高さに達するシュラブ/ランブラーとなります。
自生地、発見の由来など
アルバ・セミ・プレナと花形や花色がよく似ているので、同一品種だという説もあるようですが、セミ・プレナより花弁数が多い傾向にある、大型の樹形となるなど違いも見えるので、ここでは、よく似た別品種としました。
1750年ころには、香水原料としてカザンリクなどで、ダマスクとともに栽培されていたという記事を見受けますので、非常に古くから知られていたと思われます。
香料生産の原料とされていたこと、品種名も”香りよい”とわざわざ特定されていることなどからは、現在、わたしどもが市場で見ることができるスアヴェオレンスとは違うものであったのかもしれません。


