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バラ、特にオールドローズが好きで名前の由来や育種の経緯などを調べています。
宿根草や葉色が美しい草花や灌木などをアレンジしたバラ咲く庭を愛でるのも長年の夢です。

ランブリング・レクター(Rambling Rector)- Hybrid moschata/Hybrid multiflora

Rambling Rector

ランブリング・レクター(Rambling Rector)- Hybrid moschata/Hybrid multiflora

どんなバラ?

3cm径、セミ・ダブルまたはダブル咲きの小輪の花が春、咲き競うような房咲きとなります。
クリーミィ・ホワイト、また、次第に純白へと退色する花色。花芯のシベのイエローとのコントラストが見事です。
絢爛たる香りが漂います。
旺盛に枝を伸ばすランブラーです。600cm高さx600cm幅になると想定する必要があると思います。壁面を覆ったり、また、大きめのパーゴラなどに誘引して春、枝垂れ咲きとなる様を鑑賞したりする楽しみかたができる品種です。このランブリング・レクターこそがムスク・ローズ系ランブラーの到達点を示す品種だと思っています。

育種者、育種年および品種名の由来など

Rambling Rectorとは「ぶらぶら散歩している牧師」といった意味かと思います。
以下の解説のとおり、1900年ころ、英国で育種されたとみられていますが育種者は誰だったのかは分かっていません。
ノイバラとムスク・ローズの影響が顕著であるため、両原種の交配によるのだろうと考えられています。クラス分けもノイバラ系とされたりムスク・ローズ系とされたり揺れ動いていますが、落葉しないこともあるので「ムスク・ローズだな」というのが個人的な印象です。

グラハム・トーマスは著作”Graham Stuart Thomas Rose Book” 1994のなかで次のように語っています。

ほぼ、純粋なノイバラと言っていいが、花形はセミ・ダブルだ…1912年版のデージー・ヒル・ナーサリーのカタログにリストアップされていた。

この記述に対し、当のデージー・ヒル・ナーサリーは次のように訂正しています。

あらゆるバラの中でも最も生命力の強いものの一つ… 美しく、ほとんど枯れない葉と、大きな白い花房を持つ
非常に生命力の強いバラ。花は八重咲きで、大きな直立した房状に咲き、クリーム色から白く色づく。この品種に特有な芳醇な香り。
トーマスによると、このバラは1912年にデイジー・ヒルのカタログに初めて掲載されたとされているが、それ以前にのカタログ (1901-1902) にも掲載されていた。トム・スミス(註:スコットランドのバラ育種家か?)がこのバラに命名した可能性もあるが、カタログには彼がこのバラを育成または発見したという記述はない。もしスミスがこのバラに命名したとしたら、彼がどの牧師館で入手したのかを知るのは興味深いだろう。ランブリング・レクター(散歩中の牧師)が誰だったのか、私たちはおそらく永遠に知ることはないだろう。(Google翻訳、一部修正)

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