トリコロール・ド・フランドル(Tricolore de Flandre)- gallica
どんなバラ?
7cmから9cm径、17弁から25弁ほどの丸弁咲きまたはカップ型の花形となります。
花色は、淡いピンクにミディアム・ピンクの縞が入るはっきりとしたストライプ。
香りはわずか。
葉先がピンと尖ったつや消し葉、あまり見かけない葉形です。小さなトゲのような剛毛が株肌に密生しますが、鋭いトゲはほとんどありません。90cmから120cm高さの比較的小さめのシュラブとなります。
育種者、育種年など
1846年、ベルギーの園芸家ヴァン・ホウテによる園芸誌『ヨーロッパの温室/庭植え草花(Flore des serres et des jardins de l’Europe)』で紹介されたのが初出でした。
そのため長くヴァン・ホウテ作出のバラとされてきましたが、ヴァン・ホウテ自身は自ら育種を行うことはなかったことから、現在ではルイ・パルメンティエ作出の品種とされています。
花色に変化が出ることが多く、特に温暖な気候のもとでは色濃くなることが多いようです。J.P. ヴィベールは全体ににぶいパープルになると解説しています。
トリコロール・ド・フランドルとは「フランドル(ベルギー北部)の色変わりバラ」といった意味です。フランドル地方には、ブリュッセル、アントワープ、ブルージュなど美しい街がある地方、ネロとパトラッシュの悲しい物語『フランダースの犬』の舞台でもあります。


