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バラ、特にオールドローズ、ランブラーが好きです。
品種名の由来や込められた思い、あるいは背景となった物語、
また、育種者が生きた時代などへの想像をふくらませる作業などを続けています。
バラと宿根草や、葉色が美しいリーフプランツや灌木などを配置したコテージガーデンの作庭も夢見ています。

プルプル・シャルマン(Pourpre Charmant)- gallica

プルプル・シャルマン(Pourpre Charmant)

Photo/Rudolf [CC BY SA-4.0 via RoseBiblio]

プルプル・シャルマン(Pourpre Charmant)- gallica

どんなバラ?

11㎝から13㎝径、26から40弁ほどの大輪のロゼッタ咲き。
花色はモーヴ(藤色)、色合いが深まりパープルとなることもあるようです。
強い香り。
濃い色合いのつや消し葉。剛毛のような小さなトゲ、細いけれど固めの120㎝から180㎝高さほどの中型のシュラブとなります。古い由来のガリカに典型的な樹形です。
”素敵なパープル”という名を冠した一季咲きのガリカです。現在市場には花弁に濃淡の縞が生じる品種が出回っていますが、それは本来、別品種であろうというのが一般的な解釈です。

育種者、育種年など

現在、受け入れられている解釈
ドイツのシュヴァルツコフ(Daniel August Schwarzkopf)により育種されました。1806年には市場に出まわっていたことが文献から知られていますが正確な育成年は不詳のままです。
交配親の詳細も不詳のままです。

育種者、年などの現在説の根拠

1806年に刊行された『Verzeichniss sämmtlicher Bäume und Sträucher in den Grossherzoglich-Badischen Gärten(大バーデン大公庭園のすべての樹木と低木のリスト)』のなかにシュワツコフが育種したバラと思われるバラのリストがあり、そのなかのひとつにプルプル・シャルマン(Pourpre Charmant)があります。

1815年、ボタニカル・アーティストであるサルモン・ピナス(Salomon Pinhas)はバラのイラスト集『Rosen-Sammlung zu Wilhelmshöhe(ヴィルヘルムショーンにのバラコレクション)』にプルプル・シャルマンを掲載されています。
この図の品種が本来のプルプル・シャルマンであれば、モーヴまたはパープルに濃淡の縞模様がでる花色の品種は同名の別品種であると判断されます。

『Verzeichniss sämmtlicher Bäume und Sträucher in den Grossherzoglich-Badischen Gärten(大バーデン大公庭園のすべての樹木と低木のリスト)』
『Rosen-Sammlung zu Wilhelmshöhe(ヴィルヘルムショーンにのバラコレクション)』

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