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バラ、特にオールドローズが好きで名前の由来や育種の経緯などを調べています。
宿根草や葉色が美しい草花や灌木などをアレンジしたバラ咲く庭を愛でるのも長年の夢です。

ベル・フロール(Belle Flore)- gallica

ベル・フロール(Belle Flore)

Photo/Raymond Loubert [CC BY SA-4.0 via Rose-Biblio]

ベル・フロール(Belle Flore)- gallica

どんなバラ?

5cmから7cm径、40弁を超えるカップ型・ロゼッタ咲きとなります。しばしば花芯に緑芽が生じます。
花色は、ミディアム・ピンクまたはディープ・ピンク、時にビビット・ピンクになるなど変化が大きく、また、花弁の外縁は淡く色抜けします。数輪の”連れ”咲きとなることも多く、中輪花ですが、非常に優雅です。
強い香り。
大きめなつや消し葉。フックした鋭いトゲ、150cmから時に200cm高さとなる直立性のシュラブ。ガリカにクラス分けされることが多いのですが、トゲの様子、樹形などにはダマスクの影響が強く出ているという研究者の記述もあります。

育種者、育種年など

1811年以前にジャック=ルイ・デスメ(Jacques-Louis Descemet)によって育種されたとみなされています。

ジャン₌ピエール・ヴィベール(Jean-Pierre Vibert)によるバラ・カタログ『Observations sur la Nomenclature et le Classement des Roses(バラの命名法と分類に関する考察)』の1820年版に”D”(デスメ育種)としてリストアップされていることで、デスメが育種したことが明白です。
また、1814年に刊行された『フランス農業年報(Annales de l’agriculture française)』にも品種名の記載があり、これらのことから1814年以前、デスメにより育種されたと判定されました。

品種名の由来など

Primavera by Botticelli
“Primavera ” Painting Botticelli [Public Domain via Wikimedia]

‘ベル・フロール(美しい女神フロール)’は、’タリア・ラ・ジェンティーユ’と同じように、イタリア、ルネッサンス期の大画家サンドロ・ボッティチェリ(Sandro Botticelli:1444-1510)が1482年頃描いたとされる、春(La Primavera)で描写された”愛の女神フロール(左側)”ののことです。

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