google-site-verification=CxQ45yfpUGyC9m-Gh3FxLnXPl2xSu8LaT7VqPsx9Py0pub-1741325905445363

バラ、特にオールドローズ、ランブラーが好きです。
品種名の由来や込められた思い、あるいは背景となった物語、
また、育種者が生きた時代などへの想像をふくらませる作業などを続けています。
バラと宿根草や、葉色が美しいリーフプランツや灌木などを配置したコテージガーデンの作庭も夢見ています。

ウィエ・パルフェ(Oeillet Parfait)- damask

ウィエ・パルフェ(Oeillet Parfait)- damask

Photo/Naturwuchs Nursery [CC BY SA-4.0 via RoseBiblio]

ウィエ・パルフェ(Oeillet Parfait)- damask

どんなバラ?

7cmから9cm径、40弁ほどのロゼッタ咲きとなる花形。しばしば花芯にグリーンアイが形成されます。
花色は全体的に濃淡が出るストロング・ピンク。華やかな色合いですのでブライト・ピンクと表現したほうが良いかもしれません。
香りはわずかです。
明るい色調のつや消し葉。120cmから180cm高さのシュラブとなります。

育種者、育種年など

1842年ころからヨーロッパ各国のバラ販売リストに載るようになりました。当初から、ストライプ種だ、いやブライト・ピンク単色だと、記述に大きな違いがありました。
ガリカにクラス分けされることが多いですが、いやダマスクだとする研究家もあるし、実はガリカの’ウィエ・パルフェ’とダマスクの’ウィエ・パルフェ’がともに存在し、ともにストライプとなるのだと解説されることもあります。
ここでは、ストライプのガリカ種とピンク単色のダマスク種の2種が存在しているとしました。

ウィエ・パルフェ(Oeillet Parfait)とは”完璧なピンク”という意味です。

ガリカかダマスクかの疑問への回答は、ジョワイヨ教授の解説が適格だと思います。

ガリカ・ローズ’ウイエ・パルフェ(Oeillet Parfait)’
フラール(Foulard)作出(1841年?)
この品種については、分類上の混乱が見られる。ガリカ・ローズに分類されることもあれば、ダマスク・ローズとされることもある。実は、この名前を持つバラは少なくとも2種類存在した。
最初の品種は1830年以前に登場したもので、アノネー(Annonay)の苗木業者であるジャックメ=ボンヌフォン父子(Jacquemet-Bonnefont, Pere et Fils) によって作出された。もう一方は、アンジェ(Angers)のアマチュア愛好家フラール(Mos. Foulard)が作出したダマスク・ハイブリッドで、1841年にヴィベールによって記述されている

Francois Joyaux, “La Rose de France”, 1998

敬愛する園芸家グラハム・トーマスは珍しく詩的な表現でこの品種を賞賛しています。

古くからあるダマスク・ハイブリッド・ローズの’ウイエ・パルフェ(Oeillet Parfait)’が、カメラに向かってその姿を見せています。瑞々しい緑の葉や、花弁がぎっしりと詰まった花に注目してください。花が開くにつれて花弁は外側へと反り返り、やがて豊かな香りを放ちながら、まるでボールのような丸い形になっていきます。この品種は1841年にフランスで作出されました。なお、同名のガリカ・ローズにもストライプ(縞模様)が入った品種が存在することに留意が必要です。

Graham Stuart Thomas, ”An English Rose Garden: Gardening with Roses at Mottisfont Abbey”, 1991

当サイト内の文章・画像等の無断転載及び複製等の行為は禁じます。
Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited.

RSS
Follow by Email
Instagram
FbMessenger
URL has been copied successfully!