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バラ、特にオールドローズ、ランブラーが好きです。
品種名の由来や込められた思い、あるいは背景となった物語、
また、育種者が生きた時代などへの想像をふくらませる作業などを続けています。
バラと宿根草や、葉色が美しいリーフプランツや灌木などを配置したコテージガーデンの作庭も夢見ています。

アンリ・フーキエ(Henri Foucquier)- gallica/damask

アンリ・フーキエ(Henri Foucquier)

Photo/Salicyna [CC BY SA-4.0 via Wikimedia Commons]

アンリ・フーキエ(Henri Foucquier)- gallica

どんなバラ?

11㎝から13㎝径、オールドローズとしては例外的な大輪種、40弁ほどの花弁が密集する丸弁咲き。
花芯にストロング・ピンクが強く出て、外縁部は薄く色抜きする優雅な花色です。
強い香り。
楕円形のつや消し葉。小さな鋭いトゲが密生する固めの枝ぶり、120㎝から180㎝高さのシュラブとなります。
葉や茎にガリカの特徴がでることからガリカにクラス分けされることが一般的ですが、大輪花であること、大株になることなど、ガリカとは異なる性質も示すため、ダマスクにクラス分けする研究家もあります。

育種者、育種年など

1846年には知られるようになった品種ですが、誰が育種したのか、どんな交配により生み出されたのか、いずれも分かっていません。

フランスの著名なジャーナリストアンリ・フーキエ(1838 – 1901)にちなんで命名されたという解説もありますが、育種された1846年にアンリ・フーキエはわずか7,8歳ですので無理があります。

ジョワイヨ教授が『ラ・ロズ・ド・フランス』のなかで指摘していますが、ベルギーを本拠とすバラ供給業者の販売カタログには、フーキエ一家にちなむと思われるバラ、 ‘ジョゼフィーヌ・フーキエ(Joséphine Foucquier)’ルイ・フーキエ( Louis Foucquier)’など多くの品種をを見出すことができるので、ベルギーにフーキエ家というナーサリーがあったのではないかという推察が当を得ていると感じます。

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