Photo/AlmaohneHitch [CC BY SA-3.0 via RoseBiblio
グロ・プロヴァン・パナッシェ(Gros Provins Panaché)- gallica
どんなバラ?
7cmから9cm径、40弁を超える、オープン・カップ型または丸弁咲きとなります。
クリムゾンと白のストライプとなる花色。整った発色は、数多いストライプ種のなかでも出色のものかと思われます。
強い香り。
楕円形、葉先がツンと尖ったつや消し葉。小さなトゲが密生する細いけれども固めの枝ぶり、120㎝から180㎝高さのシュラブとなります。トゲがほとんどないという記述も見られますが、新枝には小さな針状のトゲが生じます。古枝になるとトゲは剥落するものと思われます。
育種者、育種年など
1855年ころ、パリ南郊外のクラマート(Clamart)に圃場を構えていたフランソワ・フォンテーヌ・父(François Fontaine père)によって育種されたと伝えられています。交配親の詳細は不明です。
‘Gros Provins Panache’とは”ストライプの大輪ガリカ”という意味ですので、公表当初からしばらくの間、ガリカにクラス分けされていました。しかし、ジョワイヨ教授の解説にある通り、現在流通している株は返り咲きする性質があり、ガリカとするのは不適切です。ブルボンあるいはハイブリッドパーペチュアル(HP)とするべきと思われます。ここでは、HPにクラス分けすることにしました。

ブルボンの’オノリーヌ・ド・ブラバン(Honorine de Brabant)’との類似がしばしば指摘されています。ひょっとしたら、もともとは一季咲きのガリカであったものが、いつとは知れぬ時点で’オノリーヌ・ド・ブラバン’に入れ替わってしまったのかもしれません。

