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バラ、特にオールドローズ、ランブラーが好きです。
品種名の由来や込められた思い、あるいは背景となった物語、
また、育種者が生きた時代などへの想像をふくらませる作業などを続けています。
バラと宿根草や、葉色が美しいリーフプランツや灌木などを配置したコテージガーデンの作庭も夢見ています。

ケニゲン・フォン・デンマーク(Königin von Dänemark)- alba

ケニゲン・フォン・デンマーク(Keonigen von Danemark)

ケニゲン・フォン・デンマーク(Königin von Dänemark)- alba

どんなバラ?

9cmから11cm径、カップ型、ロゼッタ咲きの花形。しばしば、花芯に緑芽を形成します。
ライト・ピンクの花色。周辺部は色抜けして明るい色合いとなります。
灰色がかった細めの葉と花のかもし出す微妙なバランスは、息を呑むような美しさです。多くのバラ愛好家から、最も美しいオールド・ローズと絶賛されるのもうなづけます。
フルーティな強香を放ちます。
楕円形の、とがり気味のつや消し葉。細いけれど、固めの枝ぶり、120cmから180cmほどのシュラブとなります。とくに耐寒性に優れていることで知られています。

育種者、育種年など

1826年、ジェームズ・ブース(James Booth)により育種・公表されました。
古い由来のアルバ、メイドンズ・ブラッシュ(Maiden’s Blush)を交配親のひとつとして育種されたといわれています。
ジェームズ・ブースはスコットランド出身ですが、長じてドイツ、ハンブルグへ移住して農場を開きました。
ハンブルグは今日ドイツ領内ですが、1826年当時はデンマークに帰属していました。( “The Ultimate Rose Book”, Stirling Macoboy, 1997)

品種名の由来など

ケニンゲン・フォン・デンマークはデンマーク王妃の意味です。育種当時、王妃の位にあった、マリー・ソフィー・フリーデリック/Marie Sophie Friederike (1767 – 1852) にささげられました。
この品種名については、後日、その使用差し止めの訴えが起こり、法廷での争いになりましたが、ブースはその継続使用を強く主張したと伝えられています。この美しい品種にふさわしい名前は美貌を謳われた王妃こそふさわしいと思ったのかもしれません。
クィーン・オブ・デンマーク(Queen of Denmark)、レーヌ・ドュ・ダンマルク(Reine du Dänemark)、ベレ・クーティザン(Belle Courtisanne;宮廷詩人)と呼ばれることもあります。

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