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バラ、特にオールドローズが好きで名前の由来や育種の経緯などを調べています。
宿根草や葉色が美しい草花や灌木などをアレンジしたバラ咲く庭を愛でるのも長年の夢です。

デュモアティエ(Dumortier)- gallica

デュモルティエ(Dumortier)

Photo/Rudolf [CC BY SA-4.0 via Rose-Biblio]

デュモアティエ(Dumortier)- gallica

どんなバラ?

9cmから11cm径、26弁から40弁ほど、しばしば黄色のシベが見える浅いカップ型となる花形。
ストロング・ピンクまたはディープ・ピンクとなる花色、外縁部は淡く色抜けします。
強い香り。
卵型のつや消し葉。鋭いトゲが特徴的な細いけれど固めの枝ぶり、120cmから150cm高さの横張り性のつよいシュラブとなります。

育種者、育種年など

1847年に発行された『故ルイ・パルマンティエ氏が収集した貴重なバラコレクションのカタログ(Catalogue de la riche Collection de Rosiers, formée par feu M. Louis Parmentier)』にリストアップされているので、育種者はパルメンティエであることが明らかです。

品種名の由来など

デュモアティエ(Dumortier)
Painting/Louis Gallait [Public Domain via Wikimedia Commons]

ベルギーの政治家で植物学者でもあったルテルミー・シャルル・ジョゼフ・デュモルティエ(Barthélemy Charles Joseph Dumortier:1797 – 1878)にちなんで命名されたと思われています。

19世紀、ネーデルランド連合王国の南部諸州はネーデルランド連合王国に属していましたが、宗教上、言語の違いなどから対立が深まり、1830年、ブリュッセルにおける暴動から端を発し独立運動が勃発し同年ベルギー王国が樹立されました。

デュモルティエはこの独立運動に参画し、新国樹立後は民選議会の議員として活動しました。
植物学上の功績としては、1832年、植物に細胞分裂がみられるという論考を公表しました。後日これが細胞分裂の最初の発見として評価されることとなりました。

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