Photo/AlmaohneHitch [CC BY SA-4.0 via Rose-Biblio]
ボー・プルプル・ヴィオレ(Beau pourpre violet)- gallica
どんなバラ?
5cmから7cm径の中輪、40弁を超える丸弁咲きまたはカップ型となる花形。
カーマイン/バーガンディであった花色は熟成するにつれて赤みが薄れ、濃いめのモーヴ(藤色)へと移ってゆきます。
香りは中程度。
卵型のつや消し葉。剛毛のような小さなトゲ、90cmから120cm高さの小さなシュラブとなります。
育種者、育種年など

クロード-トマ・グラパン(Claude-Thomas Guerrapain)1811年に刊行した『婦人のためのバラ年誌(Almanach des Roses, dédié aux dames)』の中で’Belle Violette’と記載されているもの、そして、ヴィベールの1820版バラ・カタログに’Beau pourpre violet (Descemet)’という品種名でリストアップされている品種はこのベル・プルプル・ヴィオレット(Belle pourpre violette)と同じものだろうと考えられています。
したがって、育種者はデスメ、1811年にはさかのぼることができるガリカの一種だと判定されました。
ジョワイオ教授によれば「ピンク気味のすみれ色、班模様が出て、花芯は色濃く染まり、花弁裏は淡い色合いになる…」とのこと。デズメ育種品種の特徴としてしばしば指摘されるトゲが少ない、あるいは小さな針状の突起が密生するという性質も見られるようですので、デズメにより育種されたと考えていいのではないかと思います。


