Photo/Krzysztof Ziarnek [CC BY SA-4.0 via Wikimedia Commons]
シャルラッハグルート(Sharlachglut)- gallica
どんなバラ?
13㎝を超える大輪、シングル・平咲きとなる花形。
花色はスカーレット、熟成すると濃色となりクリムゾンへと変化してゆきます。
香りはわずか。
紅色の美しい新芽、整った楕円形のつや消し葉。少なめながら鋭くフックしたトゲ、細い枝は次第に固めになってゆきます。250㎝から350㎝に達する高性のシュラブ。
育種者、育種年など
1952年、ドイツのW・コルデス2世(Wilhelm Kordes II)により育種・公表されました。
シャルラッハグルート(Scharlachglut)とは”緋色の炎”の意。英語圏ではスカーレット・ファイヤー(Scarlet Fire)という翻訳名で知られています。
種親:赤花のHTポインセチア(Poinsettia)
花粉:赤花のガリカ、アリカ(Alika)
という交配によって生みだされました。
シャルラッハグルートは育種・公表当初はモダン・シュラブにクラス分けされていました。しかし、春一季咲きであることもあって後にガリカへとクラス替えされました。20世紀に入ってからの育種・公表となりましたが、系列上はオールド・ローズとなります。この品種は、例外的な大輪と鮮やかな赤い花色で知られている’アリカ’の影響を色濃く受け継いでいます。

アリカは米国サウス・ダコタのニールズ・エベッセン・E.ハンセン教授(Prof. Niels Ebbesen Hansen)が1906年にロシアで入手したものです。当初は’ガリカ・グランディフローラ(Gallica Grandiflora;“大輪ガリカ”)’と命名されたようでしたが1930年ころ市場へ出回るようになったときにアリカという品名となったようです。
アリカは女性のファーストネームだと思いますが、誰だったのかは分かっていません。

