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バラ、特にオールドローズ、ランブラーが好きです。
品種名の由来や込められた思い、あるいは背景となった物語、
また、育種者が生きた時代などへの想像をふくらませる作業などを続けています。
バラと宿根草や、葉色が美しいリーフプランツや灌木などを配置したコテージガーデンの作庭も夢見ています。

ロズ・ド・ラ・メートル・エコール(Rose de la Maître-École)- gallica

ロズ・ド・ラ・メートル・エコー(Rose de La Maître-École)

Photo/Wilrooij [CC BY SA-4.0 via Wikimedia Commons]

ロズ・ド・ラ・メートル・エコール(Rose de la Maître-École)- gallica

どんなバラ?

11㎝から13㎝径、35弁を超える、多少乱れがちなロゼッタ咲き。
花色はディープ・ピンク(さくらんぼ色)、カスレ模様が出たり、花弁のひとつひとつに濃淡が出たり、また、熟成すると淡く色抜けしながらパープル気味になったりします。変化の大きさも魅力のひとつかと思います。
強い香り。
楕円形の整ったつや消し葉。小さなトゲが密生する細いけれども固めの枝ぶり、120㎝から180㎝高さのこんもりとよくまとまるシュラブとなります。枝は冬を超えるとトゲが剥落することが多く古枝にほとんど残らないことが多いようです。

育種者、育種年など

『アンジェ農業・科学・芸術協会紀要(Mémoires de la Société d’Agriculture, Sciences et Arts d’Angers)』の1835年版にアンジェのアマチュア育種家コックロー氏(M. Coquereau)が育種し、1831年に初開花したとの記述があります。
交配親の詳細は不明のままです。
コックロー氏はアマチュア育種家ですが、ライト・イエローのノワゼットクロマテーラ(Chromatella;1841)の育種者としても知れれています。赤花のチャイナ・ローズ、クラモアジ・スーペリオール(Cramoisi Supérieur)は育種者についていくつかの説がありますが、コックロー氏が育種者だという説もあります。

メートル・デ・コールとは”学校教師”の意ですが、フランス西部の都市、アンジェの通り名でもあります。この品種の育成者、コクローが居住地にちなんで命名したのではないかと言われています。

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